West Vancouver​の季節の料理が楽しめるレストラン

カンパチのカルパッチョ、生牡蠣、ポテトフライ、ボンゴレスパゲッティ、鮭のグリル、デザート、全て大変美味しく感動しました。スタッフの方も、フレンドリーで親切で、居心地も最高でした。バンクーバー旅行の最終日のディナーに選んで本当に良かったです。

バンクーバーは「世界の寿司の都」と呼ばれていますが、正直なところ、ここで本格的な日本料理店を見つけるのは簡単ではありません。結局のところ、多くの非日系の人々が運営する「北米版」の寿司店が、地元の美食家に多くの妥協をしているため、多くの人々が本物の日本料理の味を忘れてしまっています。もちろん、もう一つ重要な理由は、北太平洋の海産物の種類と品質が、日本海や東海に比べて劣っていることです。そのため、バンクーバーでomakazeの日本料理を提供することは、日本本土と比べるのは言うまでもなく、東部のトロントと比べても、勝つのはかなり難しいです。 結局、新鮮な原材料がなければ、どんなに良いシェフでも一流の味を出すのは難しいです。しかし、桶屋久次郎はかなり努力していると言えます。 バンクーバーで最高級の桶屋久次郎は、2024年版のミシュランガイドで星1つを獲得しました。バンクーバーにミシュランで1つ星以上の店がないので、この店はバンクーバーの日本料理の最高峰と言えるでしょう。 久次郎は小さながらも非常に精巧な店で、全12席しかありません。席の配置は舞台のようで、準備の前期は大劇の開幕前のようにカーテンが閉まり、照明が暗くなります。指定時間になり、全員が揃うと、竹の節の音とともにカーテンがゆっくり上がり、照明が明るくなり、シェフが登場して、ショーが始まります。戯曲化された儀式感が十分です。 私たちが注文したのは15品のランチで、夕食とは量や内容が異なる可能性があります。3種類の前菜、蒸し卵、7品の寿司（それぞれが一品）、うに、そば、カニと魚卵のご飯、オトロ巻き、玉焼き、デザートが含まれています。全体的には、品種がやや単調で、特別な料理は多くありませんが、一番良かったのは炙りオトロ寿司とオトロ巻きで、これは原材料の優れた品質に大きく依存しています。宮崎A5そばの味付けは良かったですが、私の牛肉は意外にも少し乾燥していて、少し失望しました。寿司のソースはやや単調で塩辛いので、場合によっては素材本来の味を奪ってしまうことがあります。 サービスは非常に良かったです。特に日本語でコミュニケーションを取ると、より親近感が増し、数年ぶりに訪れていない東京に戻ったような一瞬がありました。

食事は美味しく雰囲気も大変よいレストランです。食事の量も欧米サイズではないため日本人にはいいと思います。

バンクーバーを訪れるときには必ずいくレストランです。いつも満足の行く料理とサービスを楽しめます。予約無しで行くと時間帯によってはバーコーナーで待つことになるかもしれません。