ファーガス・ヘンダーソンの「Nose to Tail Eating(鼻から尻尾まで食べる)」の出発点として、1994年にスミスフィールド・マーケットからすぐの場所にある、かつての燻製場を利用して開業しました。
St. Johnはイギリスの最高級の食材を重視し、なかでも最高の旬の素材を活用して、小 細工のない調理技術を使用しています。今では世界最高のレストラン50軒に選出され、2009年にはミシュランの星を獲得しています。
鼻から尻尾まで食べるというのは、食べられるのであれば、動物のあらゆる部位を台所で活用すべきという考え方です。そこで、ローストビーフやレモンソールのほか、豚の脾臓、腎臓、牛の心臓、レバー、腸を巻いたもののほか、ローストした骨髄とパセリのサラダといった「特製」料理を提供しています。
ベジタリアン向きではないレストランと言われますが、キッチンではベジタリアン向けの料理を、肉や魚、家禽類、デザートを扱うのと同じくらい心をこめて調理しています。